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人生の価値を知る者はイチゴの価値を知る。 [Argentina 2017]

珍しく簡潔に話をしよう(嘘) わはは

先日、Facebook上で一粒10,000円のイチゴの話題があった。
で、調べてみるとあるわ、あるわ。驚いたことにたった一粒で50,000円のイチゴまであるという。
85g-100gくらいの特大サイズらしい。

いやいや、やはりバカげているのだ。

農家の方の素晴らしい情熱と努力などと囃し立てる向きもあるようだが、まったくバカとしか言いようがない。
美味しいものを作ろうという情熱と努力は認めよう。けれどそれが1粒、1,000円だとか、50,000円だとかになるならそれは無意味、いや、ナンセンスなのだということ。
そもそも1粒50,000円になるどんな理由もない。
コスト?? いや、違う。しかも桐の箱に一粒入っているって?? バカかっ! 
話を戻そう。コストではない。だったら??
農家の採算。
申し訳ないけれど、農家の採算はコストではない。
コストとはその一粒を作るのに掛かる経費のことだ。
これだけの量しか収穫できないから自分たちが食べてゆくには、これくらいの価格で売らないと(これだけ苦労したのだから)...というのは、そもそも事業計画として、製品開発として失敗しているということだ。高い値段を付ければそれ自体が付加価値を生むなんて発想は狂っているか、悪徳商法だ。

どんな生鮮食品も100g/50,000円の価値はない。そういう価値を認めてはいけない。
薬価のない消化されるだけの食べ物に100g/50,000円の値段をつけること自体が狂っている。
それは世界の常識だ。
残念なことに日本の常識ではないらしいが。

TPPは包括的だから脇に置いて、だが不関税条約の提携は必須だし避けられない。
イチゴの国際的価格は小売値で1,000g/300円から600円までだろう。(推測に過ぎないと断っておくが)
1kgだ。100gなら30円から60円程度ということだ。
いろんな国があるから、もっと高いケースだってあるだろう。
中には100gで800円なんて国もアラブのどっかであるかも知れない(妄想だ。笑)。
けれどそれでも800円だ、まあいい、100g/1,500円だってあるかも知れない。いや、ないな、絶対。。。わはは
あるとしたら日本のイチゴを輸入したケースとか日本の農家が海外で作っているとか、そんなケースだろうな。

まあ、いい。
マンゴーの1ヶ10,000円にもびびってたが、イチゴの一粒50,000円なんて、バカバカしくて(悪い冗談のセンスに)反吐が出そうだ。
そんなものを生産ある農家も、売る商人も間違っているし、そんなものを買う奴は本当にバカなのだ。
おまけに桐の箱に入れるってのはなんだ??
ホントにギャグかなにかなのか??

農家の努力はより美味しいイチゴをより低価格で生産する努力であるべきだという単純なことだ。
より美味しくて、より大きな(国際競争力のある)イチゴをより低価格で生産できるように努力するこべきだという、本当に単純極まりない事実だ。

それが理解できないのは、、日本人は自分の人生の価値(値段)を知らないからだと思う。

大金持ちだから?? 
いや、そんなことじゃない。たとえ総資産1兆円?年収10億円?あろうとも、100g/50000円の生鮮食料品という概念は論理的に破綻している。
況してや年収1億以下の人々にとって、一粒50,000円のイチゴをありがたがる(存在を許容する)価値観はナンセンスだ。

あなた方の大半は年収1億円どころか、年収500万から1200万円くらいだ。
もちろん、もっと貧しい人々もたくさんいるし、また年収2000-3000万円以上の人もいるだろうが、このblogを読んでる人にはいなさそうだ。わはは
そういうあなた方がtvや雑誌、ネットで、一粒1000円とか、10000円、50000円のイチゴのニュース、情報番組を見る訳だ。
そこにバカげてると怒らず、"凄いっ、いつか食べたい"と願うのはやはり脳みそが足らないのだ。
そういうものの存在価値を認めてはならないのだ。

あなたが働いて、ストレスを溜めて、そのストレスの解消の為に節約したお金で一粒50000円のイチゴを、いや、一粒1000円のイチゴを5粒食べるのだとしたら、それはあなたが自身の人生の価値(値段)が理解できていないということを示している。
ここまで言って分からないなら、そういうことだ。わはははははははははははははははははは

自分の人生の価値を知る人間は、一粒1000円のイチゴ、一粒50000円のイチゴ、1ヶ10000円のマンゴーを販売する=そういう悪意と愚かさに満ちた価値観のメディアによる強要や洗脳に対し、怒りに似たバカバカしさを覚えるのが当然だということだ。

それはあなたの人生の価値が安いとか、高いとかではない。
世の中が狂っていることに気づくか、気づかないかの差だと言ってもいいほどだ。





本当に哀しいことに、大半の、ほとんどの日本人はそこに違和感を感じない。
違和感を感じないのは、日本人が自分の人生の価値(値段)を知らないからだろう。

※いつも言っているようにわたしの人生なんぞ糞だ。だがこの糞みたいな人生ですら、一粒1000円のイチゴをありがたがることをおぞけを奮って拒否している。それはわたしが自分の人生は糞程度だという価値を知っているからだ。わははははははは







もっともな正論は、農家の努力は、より美味しくて、より大きな(国際競争力のある)イチゴを、より低価格で、生産できるように努力するこべきだという、本当に単純極まりない事実だ。



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