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Goodbye Mr.Obama [Argentina 2017]

ここ連日Facebook上では、オバマ夫妻詣出が散見される。
言っておくが、わたしは別にオバマ氏やミッシェル夫人を個人的に嫌いな訳ではない。
実際のところ一緒にお酒を呑んだ訳でもないのでよく知らない(笑)。
VIDEOで見る限り、ミッシェル夫人はとても快活で、素敵に見える。
けれど、話は別だ。別の側面の話だ。。。

オバマ氏は米国史上もっとも何もしない大統領だったが、在任中の不人気と手のひらを返したように、称えられ、ミッシェル夫人と共に伝説になりつつある。
ミッシェル夫人に至ってはまるで次期大統領選に出馬でもするかのような取沙汰のされようだ。

オバマ氏は史上初の黒人大統領として、当初から平和の大統領、汚点なき大統領として米国史に残ることを目指していた。
もちろん、リビア空爆とシリア内戦に関して彼は無実ではあり得ない。

けれど常に消極的参加姿勢を打ち出そうとしてきた彼は、どちらかというと何事にも中途半端だったきらいがない訳ではない。
鳴り物入りだったアフガニスタン撤退も果たせないままに終わった。
アフガニスタンにしても、イラクにしても、彼は結局のところほとんど何の成果も残せず、姿勢を示した程度に終わっている。

パレスチナ中東和平に至っては、米国大統領史上、もっとも何もしなかった大統領と呼ばれることだろう。
イスラエル寄りの姿勢を示したかと思えば、終盤にイスラエル入植批判の発言をしてみせることでバランスを取ろうとしたかのようでもある。

実際、彼は黒人初の大統領という軛を担っていた。
どうしても汚点を残す訳にはいかなかったというのが彼の本心だろう。

おかげで彼は今、伝説と化しつつある。
もちろん、それがトランプ氏のおかげでもあるのは皮肉な話だ。

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